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今年動き始めた「ふるさと学校演習林」ですが、活動のひとつの柱となるであろう「炭焼き」について、かつて炭焼きにたずさわっていた大先輩4名をお招きして、勉強会を行いました。 講師の皆さんは、まだ林道が無い頃から、冬の森に入り、小屋を作り泊り込んで炭焼きをされていたとのこと。のんびりしたイメージのある昔の炭焼きですが、炭焼き窯の作り方の説明の中では、煙突のつけ方(角度)や、取り付ける箇所の床につけるくぼみ(風道:ふうど)の深さなど、経験に裏付けられた微妙で繊細な伝承技術がうかがい知れ、ました。 今後、技術を伝承しておられる方々に聞き取りを行い、炭焼きに関する技術やそれにまつわる生活文化を、ふるさと学校として取りまとめることになりました。 さて、来年は演習林での「炭焼き元年」です!
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